柚木裕子 臨床真理 (このミス大賞受賞作)

臨床真理 (このミス大賞受賞作)臨床真理 (このミス大賞受賞作)
(2009/01/24)
柚月 裕子

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【送料無料】臨床真理

評価★★★✩✩

本の表紙の折り曲げたところに書いてあるあらすじ
「臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という二十歳の青年を担当することになる。司は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の自殺を受け入れることができず、美帆に心を開こうとしなかった。それでも根気強く向き合おうとする美帆に、司はある告白をする。少女の死は他殺だと言うのだ。その根拠は、彼が持っている特殊な能力によるらしい。美帆はその主張を信じることができなかったが、司の治療のためにも、調査をしてみようと決意する。
 美帆は、かつての同級生で現在は警察官である栗原久志の協力をえて、福祉施設で何が起こっていたのかを探り始める。しかし、調査が進むにつれ、おぞましい出来事が明らかになる。」

・・・タイトルがなぜ「臨床心理」ではなく「臨床真理」なのかは不明

佐久間美帆や藤木司の熟慮に欠ける青臭さが鼻についた。また、司は人の言葉が色で見える。例えば嘘をついていれば「赤」だとか。このありえない設定にちょっと興ざめ。彩という少女が自殺を図って救急車で運ばれる途中、絶命するのだが、同乗していた司はなぜか、彩が脳死状態になったことを知る。ほんで大暴れする。どうして彩が死亡したことが分かったのか、最後まで分からなかった。

彩の死に関わった黒幕の人物は意外な人でした。彩の残した文章を解読していく場面は面白かった。しかし、この人の性癖って異常です。おぞましいです。不愉快な思いをする方もいるでしょう。作者は女性のような名前ですが、こんなことを書けるのは男性ではないか、と疑ってしまいました。

それにしてもこの本、校正が雑。「をを」とか。途中から気づいた点をあげると以下のとおり。
296頁5行目 安藤は不敵な笑みを浮かべた→安藤ではありません
309頁1行目 細い手首に当てたカッターの刃が、薄暗い風呂場鈍く光る→風呂場「で」
327頁10行目以下 司が起こした救急車内での暴行事件も彩が殺害されたとしたら、彩が死に際にもらした「死にたい」という言葉が、失語症特有の症状である、言葉を言い間違える語性錯誤である可能性が高いこと、そして、安藤に対する敵意は持って然るべき感情だったとして、地裁は病院側からの退院許可申立てを受理した。→意味不明な文章です

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